イカせてくれるのは、いつも自分──孤独な夜に響く指の音

イカせてくれるのは、いつも自分──孤独な夜に響く指の音

午前1時を過ぎた。
隣人の物音も止み、世界が息をひそめたように静まり返っている。

こんな夜は、誰かに抱かれたくなる。
でも、現実には誰もいない。
代わりにあるのは、ベッドの上で膝を立てた自分の姿と、濡れたシーツだけ。

触れてしまえば、全部ほどけていく

右手の指先がショーツの上から軽くなぞるだけで、わたしの身体は反応する。
まるで、待っていたみたいに。

ショーツをゆっくりとずらすと、ひんやりとした空気が膣口に触れて、びくりと身体が跳ねた。
「……んっ」
声にならない吐息が漏れる。

孤独は、性感を鋭くする

誰にも見られていない。
だからこそ、わたしは大胆になれる。

ベッドの端に腰をかけ、足を大きく開く。
手鏡を持って、濡れたそこを見下ろした。

「すご……濡れてる」
自分の声が自分の耳に届く。
羞恥と興奮が同時に押し寄せてくる。

クリトリスに触れた瞬間、全身が震える

指の腹で軽く撫でただけで、ビクンと震えた。
「っ……やば……」
乳首も自然に立っている。

左手で胸を揉みながら、右手はさらに奥へと滑り込む。
クリトリスの周辺をくるくると円を描きながら撫でると、腰が勝手に跳ねた。

イメージの中の「彼」と重ねて

脳内に誰かの顔が浮かぶ。
職場の先輩、電車でよく会うあの人、昔の恋人。

誰でもいい。今だけ、わたしを壊してくれるなら。

そのイメージに自分の指を重ねて、まるで他人にされているかのように妄想を膨らませる。

挿入される感覚に、膣が応える

中指をゆっくりと挿れる。
ぬるりと膣壁が迎え入れてくる。

「あ……っ、やば……っ」
膣内の粘膜が生々しく指に絡みつく。

膝を開いたまま、腰を前後に揺らす。
まるで本当に誰かに抱かれているみたいに。

声が漏れて、止められない

「ん……あっ、ああっ」
喘ぎ声が静かな部屋に響いて、わたし自身がそれに興奮する。

右手は挿入したまま、親指でクリトリスを押し上げる。
痙攣するような快感に、脚が震える。

寸止めで狂いそうになる

絶頂が近いと感じた瞬間に、あえて動きを止める。
「うあっ……やばい……っ」
身体が欲しがってるのに、あえて焦らす。

その緊張がさらに濡れを増幅させる。

1回、2回……限界のギリギリで止めるたび、奥がギュッと締まる。

イった瞬間、世界が反転する

「もう、無理……イく……っ!」
指を激しく出し入れしながら、クリを強く押し潰す。

ビクンッ、ビクンッと身体が跳ねて、シーツをぐしゃぐしゃに掴む。

「あああああっ……っ!」
絶頂。
頭が真っ白になって、涙が出る。

終わったあとも、余韻が残る

指は濡れて、シーツも濡れている。
でも、その感覚がたまらなく心地いい。

誰にも抱かれなくても、わたしはわたしを満たせる。
それが、少しだけ誇らしかった。


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