初めての年下男子、でもあんなに激しいなんて思わなかった。
「俺、こういうの……ずっと我慢してたんです」
耳元でささやかれた声に、思わず身体が震えた。
彼は、会社の後輩。5つ年下で、いつも礼儀正しくて、少し不器用で。
でもその夜、彼の目つきは全然違った。
きっかけは、飲み会の帰り道。
私たちは同じチームで働いていて、残業が続いたある日の帰り。
終電を逃してタクシーもなくて、彼がぽつりと「ウチ、近いんで来ますか」って。
冗談だと思ったけど、彼の目は真剣だった。
彼の部屋、2LDK。予想以上に綺麗だった。
ソファに座った瞬間、彼がコップにウイスキーを注いでくれた。
「疲れてますよね、俺……マッサージ得意なんです」
そう言って肩に手が触れた瞬間、ドキッとした。
年下なのに、手のひらが熱い。
キスは、唐突に。でも拒めなかった。
唇が触れた瞬間、私の中の何かが崩れた。
彼の舌が滑り込んできて、私は思わずソファに倒れ込んだ。
「先輩、めちゃくちゃエロいんですね……」
耳元でささやかれて、下着の上から愛撫される。
息が詰まりそうで、でももっと欲しくて。
下着越しの愛撫が、異常に丁寧だった。
彼の指が、ショーツの縁をなぞる。
「濡れてますよ……気づいてました?」
ショーツの中に指を差し入れられたとき、私は声を漏らしていた。
「やば……先輩、指でこんなに……」
そのままソファの上で何度も指を動かされて、絶頂した。
彼の執着は、想像以上だった。
そのあと、シャワーも浴びずにベッドへ。
彼は服を脱ぎながら、「ずっと妄想してたんです、先輩とこうなるの」
硬く膨らんだものが、私のお腹に触れる。
「入れていいですか……もう我慢できない」
一度挿入されると、彼はリズムを変えながら何度も深く突いてきた。
年下とは思えないほどのテクニック。
「中、締まりすぎ……やば……もっと動きたいのに…」
その言葉に、身体がびくついた。
2回、3回…止まらない。
一度果てたあとも、彼の身体は離れなかった。
「朝までいいですか? 今日だけは…」
気がつくと私は腕の中で眠っていた。
翌朝、玄関での言葉。
「先輩……付き合ってくれませんか」
不意に言われたその一言に、心臓が跳ねた。
身体の関係から始まった夜。
でも、あれから私たちは、恋人になった。
そして今でも、あの夜のことは、忘れられない。
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